HAWAIIの気候について

 ハワイは1年中温暖な気候に恵まれている。一応10月〜3月が雨期で4月〜9月が乾期と言われているが実際は場所や時刻によって違ってくる。

夏場は日差しが強く陽に当ると暑くてかなわないが少し日陰に入れば空気が乾燥しているのでケッコウ涼しく感じられるし、12月から2月の冬場でも気温はそれほど高くはないが海に入っても充分泳ぐことが出来る。ただし雨は多い。

 オアフ島では朝夕ににわか雨が振ることが多く良く虹が掛かることがある。「レインボー・アイランド」と呼ばれる由縁はここにある。ちなみにハワイ州の車のナンバー・プレートにも虹が描かれているのはこのため?


HAWAIIの時差について

 日本とハワイの時差は19時間。ハワイの方が日本より19時間遅いのだ。例えばハワイの夕方5時が日本の翌日の昼の12時になる。
 
地域によってはサマータイム制をとるところもあるので注意すること。(アメリカ本土では4月4日から10月31日までの間を1時間早めている。)
 ハワイ到着が朝の7時としたら日本時間では夜中の2時ってことになるワケ。だから眠いのは当り前。如何にどれだけ早く時差ボケから抜け出せるかがハワイ旅行をより楽しむキーポイントになる!


HAWAIIの通貨について

 ハワイはアメリカだから当然通貨はドル。基本単位は1ドル($)=100セント(¢)。

 硬貨の種類は1セント(ペニー)、5セント(ニッケル)、10セント(ダイム)、25セント(クォーター)、50セント(ハーフ・ダラー)、1ドル(シルバー・ダラー)の6種類あるが、50セント硬貨と1ドル硬貨は未だかつて見たことがない!1ドル玉がけっこうデカくておみやげにもなりそうなんだけど。大きさでは10セント硬貨が一番小さいので1セント硬貨と間違わない様に気を付けよう!1セントは銅色で10セントは銀色だ。

 紙幣の種類は1ドル(ジョージ・ワシントン)、5ドル(エイブラハム・リンカーン)、10ドル(アレクサンダー・ハミルトン)、20ドル(アンドリュー・ジャクソン)、50ドル(ユリシーズ・グラント)、100ドル(ベンジャミン・フランクリン)の6種類が主に使用される紙幣だが、あと500ドル、1,000ドル、5,000ドル、10,000ドルの高額紙幣もあるらしいが、一般的にはあまり流通していない様だ。

 紙幣は額面にかかわらず大きさがすべて同じなので、印刷された人物の絵柄と数字を良く確認すること。意外とこれが間違って出してしまうことがあるんだナ。筆者は以前5ドル札と50ドル札を間違えて渡してしまったニガイ経験があるのだ!


HAWAIIの州税について

 ハワイでは買い物や飲食をした場合は必ず4〜4.19%程の州税が加算される。日本でいうところの消費税と同じだ。物を買った場合と飲食した場合とでは若干幅があるらしいがこの辺は定かではない。


HAWAIIのチップについて

 日本人はチップを支払うといった習慣がないので、つい忘れてしまったり損をした様な気がするが、ハワイで働く人達にとっては大切な収入源なのだ。ハワイでは基本給が安いので足りない分はチップで補わなくてはならない。だからどこへ行っても皆んな愛想が良くサービス精神に溢れて、少しでも多くのチップを貰える様にガンバっているのだ!

 日本にはないかと言うと、実はサービス料という隠れミノを着てホテルやレストランの勘定書きにシッカリ存在している。そう言った意味ではハワイでも支払いの際にサービス料(SERVICE CHARGE)が含まれていたら、チップを払う必要はないのだ!

 基本的にチップはお札で払うのが通例。しかし手持ちがない場合は硬貨でもいいのだ!「ガイドブックには硬貨で払ってはイカン!」と書いてあるがけっしてそんなことはない。硬貨で払ってはいけないというのは、1セント玉や5セント玉を1コだけ渡したり置いたりするとイヤミの表現になるということだ。なお、チップの目安は以下の通り。



ホテルのルーム・メイド

 部屋を掃除してくれたらベッド1つに付き1ドル。ガイドブックには良く「枕の下に置く」なんて書いてあるが、トンでもない!こんな事をするヤツが今だにいるんだろうか?これは日本人の奥ゆかしさを表わしている?だけで欧米ではそんな事ぁしちゃおらんよ。まったく、日本人だけ!かえって枕の下なんかに置いたら置き忘れた物かと思われてマジメなメイドならフロントへ預けてしまうそうだ。でももう皆んな慣れてそれがチップってことは分かっているけどね。
 チップはベッドの横にあるサイド・テーブルの上に置けば良い。悪くても枕の上にしてネ!特に部屋を汚してしまった時には少し多めに置くこと。ちなみにスイート・ルームなんかに泊まったら1ドルはないよなぁ。最低5ドル位置かなくちゃカッコ悪いだろ。ヘアドライヤーやシャンプーなど別に頼んだ場合は持って来てくれた時に1ドル。



ルームサービス

 ルームサービスで食事等を頼んだ場合は持ってきてくれた時に合計金額の10〜15%。部屋の中のテーブルやラナイのテーブルにキレイにセットしてくれたら15〜20%だろうな。



ベルボーイ

 荷物を運んで来てくれたら荷物1コに付き1ドル位。大きかったり重かったりしたらこの域ではない。



ドアボーイ

 大きなホテルや格式のあるレストランにはいるが、一般のホテルにはいない。大方ベルボーイが兼任している。ホテルやレストランに普通に出入りする分には必要ないので、タクシーを呼んでくれたり駐車場から車を持って来てくれた時に1ドル位。バレット・パーキングの様に車を駐車場に入れてくれる時にはいらない。



タクシー

 基本的にメーター金額の15%。これにプラス荷物があれば荷物1コに付き1ドル必要。



レストラン

 支払いの際に合計金額の15%程度を自分のテーブル担当のウェイトレスかウェイターに直接渡すか、支払いを済ませてからテーブルに置く。ウェイトレスやウェイターがきれいなオネーチャンだったりイロ男だったりしたらグンとはずむとなお可!



バー&ディスコ

 カウンターで飲む場合は基本的には必要ない。しかしバーやディスコでは飲み物が運ばれて来る度に支払いを済ませる「キャッシュ・オン・デリバリー」方式の場合が多いのでカウンターで飲んでもお釣りなどの小銭や気持ちに1ドル程度をさりげなく置いて返るとイキ!
 テーブルに座った場合はウェイトレスやウェイターにその都度渡す。飲み物1つに付き1ドル位。最後にまとめて支払いをする場合には、レストランと同様合計金額の15%程度必要。