チャート・ハウス（The Chart House）
イリカイ・マリーナ・ホテル２階

アラワイ・ヨット・ハーバーを望む絶好のロケーション。夕暮れ時ともなると店内がオレンジ色に染まっていく。ベスト・ポジションはやはりハーバー側のテラス席がGOOD！ただしこちら側のテーブルは２人掛けで席数も少ないので、夕日を見たければ必ず予約すること。２人連れならば間違いなくリザーブ出来るが、３人以上だと中側のテーブルになってしまう。
チャート・ハウスはシーフードが専門だがステーキもある。でもそこはやはりシーフードを是非御賞味戴きたい。メイン・ロブスターをはじめ生カキや蟹などどれも新鮮で美味しい！とりあえずワインでも、と思ったら白のハウス・ワインをオーダーしよう。値段も＄２０位で手頃だしスッキリとした飲み口が良い。そして、オードブルにはシュリンプ・カクテルがベスト・マッチ！サッとゆで上げた大きめの海老が５、６匹いて、その下には小さめ海老がいっぱい入っている。それとおすすめしたいのがフレッシュ・オイスター。ハワイの生牡蛎は大ぶりで味も濃厚。
値段は全体的に高めだがこのロケーションの良さを考えれば我慢できる範囲だろう。注意したいことはここでは基本的に日本人にはロブスターや蟹がセットになったエラく高いコース・メニューしか持って来ないので、アラカルトのバー・メニューを見せてもらおう。日本人と見ると高いものを押し付ける姿勢はやや不愉快だが、アラカルトなら値段もリーズナブル。アラカルトでのイチオシはなんと言ってもオイスター・ロックフェラー、スタッフド・マッシュルーム、エスカルゴ、それと忘れちゃならんのがソフト・シェル・クラブのブラック・ビーンズ炒め。ソフト・シェルは甲羅さら食べられる柔らかいカニで、その分傷みやすいので日本で食べられる機会が少ないもののひとつだ。エスカルゴも食べた後に残ったブルーチーズ風味のソースを、パンにたっぷりと浸して食べるとも〜最高！

ショアバード・ビーチ・ブロイラー（Shore Bird Beach Broiler）
アウトリガー・リーフ・ホテル１階

このレストランはセル・クック・スタイルのレストランだ。まずオーダーすると生の材料だけが運ばれてくるが、それを備え付けのバーベキュー・グリルで自分で焼く。ニューヨーク・ステーキやサーロイン・ステーキ、マヒマヒなどを自分で焼いて食べるのもまた楽しい。
それぞれの料理にはサラダ・バーがセットになっているので付け合わせ等はここから好きなだけ取って来ればいい。サラダ・バーと言っても種類は豊富でフルーツやパスタ、ライス、チリ、パンなどもあるからこれだけでお腹が一杯になってしまう。でもいつ行っても置いてある種類に代り映えしないのが残念だ。
もう一つの特徴は目の前が海のビーチ・フロントだから、夕日を見ながらのディナーを楽しもうというお客であふれている。夕暮れ時になるととても込み合ってくるので、出来れば少し早めに出掛けてビーチ側のロケーションのよいテーブルを確保しよう。開店は午後４時３０分からだが、６時頃になるともう満席で待たなくちゃならないから、もしそんな時は入口を入って左手にあるバー・カウンターでマイタイでも飲みながら待っているといいだろう。フリーペーパーのクーポンを持って行けば料理一品につき＄１安くなる。

トニー・ローマ（Tony Roma's）
カラカウア通り西側

全米に広がるバーベキュー・リブのチェーン店で、日本にも支店があり人気がある。甘辛のタレにつけ込んスペアリブや子牛のアバラを使ったベビーバック・リブがあるが、やはりここはベビーバックをオーダーしたい。それも少し甘めのハニー・ローストがいいだろう。見ためは結構ボリュームがあるように見えるが、ほとんどが骨だから充分食べ切れる。
難点といえば手づかみで食べるから手がベトベトに汚れることと、店内が狭いので隣とのテーブルが近いのもやや気になる。
ここの名物であるオニオン・フライはハーフとフルがあるが、フルはかなり量があるので２〜３人ならハーフで充分。これがビールにあって実にウマイ！甘党の人ならデザートに「アップル・ナップル」を一度食べてみよう。アイスクリームの上にアップル・シロップとさらにキャラメル・ソースが掛かってそりゃもう甘いのなんの。コレもここの名物なのだ。夕食時は列を作るほど込み合うので、その時は入口で名前を告げてやはりバー・カウンターで待っていよう。

ペッパーズ（Pepper's Restaurant）
アウトリガー・イースト・ホテル１階

いわゆるファミレスでメニューの種類も豊富だけど、「トニー・ローマ」と同様スペアリブが美味しいです。「トニー・ローマ」ほど甘くなく付け合わせもゴッソリついて食べ応えがあります。付け合わせにはフレンチ・ポテトかライス、またはパスタを選べるのでお好きなものをどうぞ。
ワイキキの東側のホテルに泊まっている人は「トニー・ローマ」へ行くには少し距離があるのでこちらへ行かれるといいでしょう。
日本人客も少なくわりと空いているので待たずに入れます。日本語メニュー有。

チリズ（Chilli's）
クヒオ通り　フード・パントリー向かい角

日本人の観光客より欧米人のお客が多く、夕食時は待たなければ入れないほど混んでいるが６時頃に行けば比較的入りやすい。メインはメキシコ料理で、中でもオススメはファヒータ。野菜と肉を炒めたものをソフト・タコスの皮に挟んで食べるのです。
味はいいのだけれど店内が少し薄暗く、（タマタマ？）ウェイターが地元の学生っぽく態度がブ愛想だった。
夜の８時頃からは店内でライブが始まって結構盛り上がる。

田中オブ東京（Tanaka Of Tokyo）
イリカイ・ホテル２階

けっこう豪華な雰囲気のステーキハウス。日本人好みのサッパリ味のステーキが、シェフの見事な包丁さばきを見ながら、食べられます（ちなみにうちの子供はその音と火で２度泣きました）。値段はステーキのセット（野菜や海老、ライス、スープ付、頼めばライスをその場でチャーハンにしてくれる）で25ドルくらい。英語のガイドブックの広告を持って行けば、２人目は半額です。８人くらいのテーブルに座らせられて、シェフがその前で調理をする、というパターンなのですが日本人があまりいない店なので、隣はいつも外人。気軽に話しかけてくるので英語の得意でない人は、結構つらい。

キリン（Kirin）
ベレタニア・ストリート　スター・マーケット近く

ワイキキから歩こうと思えば歩ける中華レストラン「キリン」。この店のカニのビーンズソース炒めは、本当にウマイ！絶対また行きたくなる味です。手づかみでかぶりつくので、手は汚れるし、カップルにはむかないかも。値段はでかいカニ１個分で15ドルくらいだったと思う。北京ダックとか海老のチリソースなんかも安いけど、あんまり美味しくなかった。お客さんはほとんど現地の人っぽいけど、よく芸能人も行くお店だそうで、私が行った時は、諸星君が家族で来てました。

ダ・スモーク・ハウス（Da Smoke House）
イートン・スクェア内

　以前はこじんまりとエナ・ロードにお店があったが、最近昇格（？）してエナ・ロードから西へ少し入ったところのイートン・スクェア内に移った。
　余談ではあるがこの場所はその昔、「キングス・ベーカリー」があったところでヤケにフレンチ・トーストが美味しいお店だった。
　店内はそれ程広いとは言えないが、以前と比べれば格段に広くなった。入り口は開けっ放しで入りやすく、左手にバー・カウンターがあり入口のすぐ右手にはゲーム・マシンがあってけっこう盛り上がっている。メニューの品数は決して多い方ではないが、逆にメニューを絞り込むことで味のこだわりが感じられる。
　メニューは基本的にはバーベキュー・リブがメインでその他はそれらをアレンジしたものだ。バーベキュー・リブと言えばトニー・ローマが有名だが、ここの物はトニー・ローマほどソースが甘く無く焼き加減も時間を掛けてじっくりと焼き上げている。さて、肝心なお味の方はと言えばその秘密はここのバーベキュー・ソースにあり、見た目程濃くなく思ったよりもマイルドだ。もちろんこのソースはオリジナルでソースだけでも販売しているくらいだ。
　オススメの一品はもちろんリブ。ベビー・バックとビーフ・リブがあり、どちらも美味しい。チキンもあるがここでは是非リブを食べて戴きたい。その他としてはバーベキュー・チキンやビーフを挟んだサンドイッチもイケル！場所柄、日本人観光客の姿は皆無だが地元の人々には人気があり店内はいつも混雑しているが、ウエイタも愛想が良く好感がもてる。決してアブナイ雰囲気はないので時間と余裕があれば一度行ってみては？ちなみにデリバリーもしてくれるので行くのが面倒臭い方は電話でも注文できる。大人数で食べるならチキン、ビーフなどがたっぷり入ったパーティー・セット（約＄２０）が良いだろう。

シズラー・ステーキ・ハウス（Sizzler Steak House）
カラカウア通り　西端

私、ハワイ・ロス、そして日本と各地のシズラーに行ってますが、はっきり言って値段以外はどこも同じです。お肉は美味しくないし、サラダバーも普通です。ただ、日本と比べるとかなり安いので、得した気分になれます。ところで、日本のシズラーも外国と同じ感じで、「何処から来たの？」「これからどちらへ？」など、お客に話しかけてきますが（たぶんマニュアルに書いてあるんでしょうが）、ハワイなら何となく許せるのに、日本でこんなセリフを聞くと「大きなお世話だ！」と思うのは、私だけでしょうか？

プラネット・ハリウッド（Planet Hollywood）
ANAカラカウア・センター２階

あの有名なレストランです。いつ行っても混んでいます。30分は待つつもりで出かけましょう。店内はハリウッド映画で実際に使用された小物がいっぱい展示されていて、映画博物館っていう雰囲気。店員もフレンドリーで、一緒に写真なんか撮ってくれます（美人ウエイトレス多し）。ただし、味はファミレス並、値段は高めです。